11月1日多摩の食と農シンポで聞ける話 3

へみんぐうえい

2014年10月31日 15:10

多摩の農業の課題や
最先端の取り組みが聞ける
「多摩の食と農による
まちづくりシンポジウム」


3人目の講師は、国立市で農天気という
株式会社を運営する小野 淳さんです。

最近、多摩地域でも新規就農したり、
地場野菜の流通をはじめたり、今までにない
新たなアプローチで農業や農業を使ったまちの活性化に
取り組む人だちがでてきました。

そういったアプローチではなく、さらにまったく新しいやり方で
農業、正確には農地の活性化をしようというのが
講師の小野さんです。

小野さんは国立市で「PICNIC」というちょっと高級な
レンタル農園を経営されていますが、これを貸し農園、
市民農園と見ると、分析を誤ります。
形式的には同じジャンルに分類されるかもしれませんが、
彼は農業をしっかり学んだうえで、
「農地の価値の最大化」を考えています。
収益の価値だけでなく、利用度の価値、効果として価値の最大化です。

だから「PICNIC」はほかの貸し農園と少し違います。、
彼が「農地」で行うイベントは、ほかの畑で行われるイベントとは
意味が違います。彼のレンタル農園や、イベントには、
市民だけでなく、大学生やいろんな団体や企業もやってきます。
その先端の挑戦の話を聞いていただきたいと思っています。

今までとまったく違う発想なので、頭を整理するのに
時間がかかると思いますが、わかってくれば、
「なるほど。こういう都市農地の守り方もありだな」と
思われると思います。

こういうアプローチをしているのは、多摩地域だは小野さんだけです。
農業関係の方にも聞いて欲しいし、若い世代で
地域やコミュニティに興味を持っている人にも聞いてほしいです。

今まで紹介した3人が揃うのもめずらしいし、
3人の話が1回に聞けて、学べるシンポジウムはほかにないと
思います。
ぜひ明日11日1日は立川にいらしてください。

                      ~つづく~

※「あつマルシェ」と「地場野菜ナイト」は自由参加ですが、
  午後からの「シンポジウム」は申し込みフォームからの
  申し込みが必要です。下記から申し込みをお願いします。
  http://kokucheese.com/event/index/215429/

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